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クルマにもNFCタグを貼ってみた。

このコラムを始めた頃にはNexusSしかなかったのに、あっという間に対応機種が増殖してしまったNFC携帯。

ほんとに手軽に使えるので、どこにでもNFCタグをペタペタはっているのですが、
今回は自宅のクルマに貼ってみた、というお話しです。

試みにナレーション付きのビデオを作成してみたのですが、
なにしろ聞き取りずらい話し方なので雰囲気だけでも掴んでいただければ。


クルマに貼ったNFCタグに、いくつか機能を持たせているわけですが、最初にデモしているのは、
タッチするとスマートフォン内のナビアプリが起動する、というパターンです。

ビデオでは分かりづらいと思うので、実際のタグはこんな感じで貼られてます。



ビルトインのカーナビと、スマートフォン内のナビアプリ。
人それぞれ好みはあると思いますが、海の向こうのLexus+Wired+NFCの事例
なんかを見ても、スマートフォン系のほうも楽しさ拡がりそうな気がしています。

いちいちマニュアル操作でナビアプリを起動するのは結構めんどうですし、
NFCタグをペラっと貼っておくだけで非常にスマートになりますよ、と。

もうひとつのデモは、皆様ご存じ「たっちなう」との連携です。
たっちなうのアプリを起動して車内のNFCタグにタッチすると、


こんな感じのTweetが飛んでいきます。

「これからクルマにのりますよ」とか「いまクルマに乗ってます」
みたいな意味合いでTweetするわけですが、ライフログツールとしては結構おもしろいと思っています。

乗車履歴も管理できるし、離れて暮らす年老いた両親に使ってもらえれば、
生存確認/死活監視的にも便利なツールになるんじゃないかなぁ、と。



で、もう一つ。こんな使い方もあります。



クルマの鍵にキーホルダー型のNFCタグを取り付けてるんですが、
これを携帯でタッチすると、日産LEAFのアプリが自動で起動します。

キーホルダというか、液晶クリーナーだったりするんですが、こんな感じです。


ちなみに、こちら(エース工業さんのサイト)で販売されています。
もちろん、八重洲のRFID/NFC Real Touch Shopにもあります。

リモートで、電池残量の確認や充電開始/終了の制御、それから事前にエアコンをつけておく、
とかできてしまう便利なアプリなんですが、これを起動するトリガーとしてNFCタグを使っています。

せっかく便利なアプリが入っていても、埋もれてしまって結果として利用頻度が低い状態では何とも切ないので、
いつ、どこで使うと便利なアプリなのかを考えて、それに合わせてNFCタグを用意しておく、というのは非常にスマートなやり方ですよね。

たとえば玄関にLEAFロゴのNFCタグが貼ってあると、出掛けに気になる愛車の状態をチェックできたり。

いろんなアプリの使い勝手を飛躍的に向上させる、周辺機器としてのNFCタグ。
皆様のぜひご活用ください!